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盲点のコミュニケーション能力を高める



 

こんにちは。

コーチングオフィスMISSIONの浅川孔明です。

今日は盲点となりがちなコミュニケーション能力について、です。

どういうことかというと、「コミュニケーション」と聞くと、たいていの人が、

「自分と他人」とのコミュニケーションのことをイメージします。

もちろん、それは正解です。

ただ、もう一つの重要な「コミュニケーション」のことを見落とさないようにしましょう。

それは、「自分とのコミュニケーション」です。

こちらの「自分自身とのコミュニケーション能力」こそがこれからの時代は特に重要となっていきます。

この「自分とのコミュニケーション能力」について書いていきたいと思います。

目次

自分とのコミュニケーション

自分とのコミュニケーション、と言われると、どう感じるでしょうか?
目新しく感じる方というよりかは、
「ああ、なるほどね」
「いわれてみれば確かに」
と感じる方の方が多いのではないでしょうか。

正確な統計を取ったわけではありませんが、体験コーチングなどでもたびたび挙がってくるテーマに、「コミュニケーション能力を高めたい」というものがあります。

どういうこと?と話を聴いてみると、ほぼすべて「誰か他人」との関係性に関してのものになります。

自分に関してのテーマの場合、多いのが、
「自分のことをもっと知りたい」
「自分が本当に望んでいることを見つけたい」
といった、一言でいうと『発見』に関するテーマが多いです。

これらから見るに、おそらく、
「コミュニケーションは他人と取るもの」と固定されている感じです。
概念として「自分とコミュニケーションをとる」という発想が無いのだと思います。

でも、「自分とのコミュニケーション」と言われたときに、「なるほどね」と感じるということは、感覚的に「自分ともコミュニケーションを取っているな」と腑に落ちるからではないでしょうか。

自分とのコミュニケーション能力とは、
例えば、、、
・自分の今の感情を自覚できる
・自分の身体の状態を把握できる
・自分が何を望んでいるか理解できる
・自分が何をしたいかがわかる
・自分と対話ができる
など。

これらの能力が高まれば高まるほど、「人生の質」は高まっていくでしょう。
それはそうですよね。
自分がやりたいことや望んでいることを体験出来たり実現できるようになるわけですから。

自分自身との質の高いコミュニケーションがより良い人生を過ごすための秘訣、
といえると思います。

自分とのコミュニケーション能力を高める

では、どうやってその「自分とのコミュニケーション能力」を高めるといいのでしょうか。

ひとつには、「自分のご機嫌は、自分でとる」という意識を持ってみるといいと思います。
今まで自分と思っていたものを、ひとつ俯瞰目線に上げてみて、「自分だけど自分ではない存在」と置いてみる。
そして、「お、自分はご機嫌斜めだなぁ。どうしたら機嫌が良くなるんだい?」などと、自分の中にいる自分を他人のようにコミュニケーションを取ってみる。
その時には、「悲しく感じている『みたい』」と、完全に他人ごととして切り離してしまうのではなく、「自分は悲しく感じているんだな」と自分のこととして自己一致させてあげることが大切です。

こういったトレーニングを繰り返していくと、自分とのコミュニケーション能力が高まっていき、「今こう感じているなぁ」「こうしたがっているな」ということがスムーズに感じ取れるようになり、自己理解が進んでいきます。

あとは、マインドフルネス瞑想などもオススメです。
マインドフルネス瞑想は、もともと、仏教の「禅」をルーツに持っています。
「禅」から宗教色を抜いた手法・技法が今日、広くここまで普及するようになったわけですが、マインドフルネス瞑想では、呼吸や体の感覚などの「今この瞬間に起こっていること」に意識を向けますので、自分の状態を認識する能力や観察力が高まっていきます。

もちろん、継続的にコーチングを受けることなども、とても効果的です。


他にも自分とのコミュニケーション能力を高める方法はいくつもありますが、
まずは、「自分とのコミュニケーション能力を高める」という視点を持つこと、頭の片隅に置きながら毎日を過ごしてみること、
からぜひ始めてみてほしいと思います。


いかがでしたか?
みなさんのなかで気になった部分はありましたか?
何か一つでも自分の人生のヒントに持ち帰ってもらえたら嬉しいです。

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