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アドラー心理学

性格(ライフスタイル)を変えるコツ



 

こんにちは。コーチングオフィスMISSIONの浅川孔明です。

ゴールデンウィークも過ぎ、5月が本格的にスタート、という感じですね。

最近、立て続けに同じような話題がありましたので、

今日は、『性格を変えるコツ』という題でお伝えしてみたいと思います。

以前に書いた「ライフスタイルとは」というタイトルもぜひ併せて参考にしてみてくださいね。

 

目次

性格を変えるコツ

 
アドラーは、「死ぬ1日~2日前まで性格は変えられる」と言ったといいます。

そうなんだ!と素直に思える人もいれば、そんなすぐに簡単に性格は変えられないだろう、と思う人もいると思います。

簡単に性格は変えられない、と思っている方は、「性格」をどのようなもの、と捉えているかによって、この話が受け取りやすくなるかもしれません。

ちなみにアドラーは、「性格」や「人格」、という言葉には変えることが難しいというニュアンス、イメージが強いため、「ライフスタイル」という言葉を使ったといいます。

では、この性格(ライフスタイル)をどのようなものと捉えると、性格を変えるのが可能かも、と思えるようになるのでしょうか。

 

性格を変えることは、使用方法を変えること

 
性格を変えるのが難しい、という信念をお持ちの方の話を聴いていると、ある共通点に気が付きます。

性格を「スマホ」に例えて話してみます。

性格を変えるのが難しい、という信念をお持ちの方は、性格を変えるということを、あたかも「スマホの機種変更をする」、かのように捉えているように感じます。

「そっくり別の考えに入れ替わる」、「別の性格に入れ替える」
そのようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

そうではなく、ここで言っている、性格を変えるということは、
「スマホの機種はそのままに、これまでと使い方を変える」
という話だと捉えてみてください。

一気に難しさのハードルが下がったと感じられるのではないでしょうか?

スマホの機種によっては、スクロールの速さがやけに早いものもあれば、
スクショが撮りにくい機種もあるでしょう。
カメラの起動が遅いものもあれば、ある動作をするとアプリが停止してしまうようなものもあるかもしれません。

だからといって、スマホ自体を変えようとするのではなくて、機種自体の性能に合った使い方を工夫してみましょう、というのが、
『性格は今この瞬間に変えられる』という言葉の示していることだと思います。

アドラーは、子どもの頃に、自分で決意して「怒ることを止め」たそうです。
これは、「怒る人」から「怒らない人」に生まれ変わったのではなく、
「怒り」という感情をよく使うことをやめて、ほとんど使わないように取り扱いを変えた、ということです。

 

まとめ

 
性格を変えることは、あたかも生まれ変わったようになることではなく、
自分が持っているものの「使い方」を工夫し、変えることにあります。

自分の持っているものをそっくり入れ替えたりするようなことは、どうしたって、抵抗やためらい、不安が生まれます。

思考や感情を入れ替えたり無くしたりするのではなく、在るものは在るものとして、それをどのように使うことが建設的なのか、どのくらい使ったら理想的なのか、それらをこれまでと変更する、ということが『性格=ライフスタイルを変える』、という意味です。


いかがでしたか?
みなさんのなかで気になった部分はありましたか?
何か一つでも自分の人生のヒントに持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
 
 

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オンラインコーチングの長所と短所
 

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